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  1. フローリングの貼替時期とリフォームを上手に行う方法

リフォームについて

フローリングの貼替時期とリフォームを上手に行う方法

2017.11.14

フローリングの貼替時期とリフォームを上手に行う方法

何年も住んだ家で最も劣化が生じやすい場所といえば「フローリング」です。
毎日生活しているのですから、劣化が生じやすいのは当然のこと。摩耗や水分の吸収、太陽光を受けることによる日焼けや退色によって、フローリングは日々劣化していきます。また一見綺麗に見える床でも、よく確認してみると傷や凹み、日焼けによる色あせは至るところで発見できます。フローリングにめくれやささくれがあった場合、ケガに発展してしまうケースも考えられますし、そこからダメージが広がる可能性もあります。
今回はフローリングの張り替え時期と、リフォームを上手に行う方法について説明していきましょう。

フローリングのリフォームが必要になる時期は?

フローリングのリフォームを検討すべき時期は以下の症状が出た時です。
・日焼けによる色あせが顕著に目立つ
・めくれや剥がれなどの目立つ傷、凹みが多数ある

一般的にフローリングは20年を目処にリフォームを行うのが理想とされています。
また、フローリングのリフォームは見た目を改善するために行うわけではありません。床下は湿気が溜まりやすく、腐敗やシロアリの被害を受けやすい箇所です。リフォームと同時にフローリングと床下の点検を行うことは重要ですし、リフォームを行う予定がなくとも、点検を行っておくことは重要なことといえるでしょう。

フローリングはどのようにリフォームされる?

フローリングのリフォームというと、「今ある床を全部剥がして、新しい床材を組み直す」という、大がかりな工事を想像する方も多いでしょう。テレビ番組のリフォーム番組の影響で、そのように考える方が多いようです。しかし、実際はそのような大がかりな施工が行われることはほとんどありません。腐食やシロアリによって構造自体がダメになった場合は例外ですが、一般的には古い床の上から新しい床材を「重ね張り」していくのが、フローリングの主なリフォーム施工方法です。このような施工方法を「レイアー工法」と呼んでいます。レイアー工法は「今ある床材を剥がさないので、行程が少なく、工期が短い」というメリットに加え、「廃材が出ないため施工費用が安くて済む」という特徴もあります。

かかる費用は?

レイヤー工法を用いた大がかりな施工でなくても、フローリングのリフォームは高価であるイメージがとても強く、それでリフォームを躊躇される方も多いと聞きます。しかし、思ったほど高くないのがレイヤー工法を用いたフローリングのリフォームです。リフォームの値段は部屋の広さと重ね張り費用、そして床材の値段で決まります。そして施工されるフロアによっても違ってきます。ですので、一概に○万円ということはお答えできないのが現状です。高いのではないかと躊躇するよりも、まずは見積もりを取ってみることをオススメします。当社では見積もりだけのお問い合わせも大歓迎です。

リフォームの際の注意事項

重ね張りの「レイヤー工法」には注意すべき点があります。それは「床の高さが変わってしまう」という点です。重ね張りですから、当然リフォーム後は床の高さが上がってしまいます。つまり床の高さが変わったせいで、扉やクローゼットが床と擦ってしまう可能性があるのです。せっかくリフォームした床が擦り続けてしまうと、劣化も当然早いですし、「ぶつかって開かない」という最悪の事態も想定できます。
床の段差が気になる場合は、リフォーム箇所と非リフォーム箇所の間に段差解消プレートを設置することで可能です。建具と擦ってしまう場合は、建具をカット加工し、高さを詰める必要があります。このような想定外の事態が起きないためにも、担当者とはしっかりと打ち合わせをするといいでしょう。

いかがでしたか?

フローリングのリフォームをした方は一様に「新しい床材は気持ちがいい」と喜ばれています。フローリングのリフォームの目安は20年ですが、それよりも前にリフォームをして、新しい床材で気持ちのいい生活をするのもいいことでしょう。少しでもフローリングが気になっていたら、是非お問い合わせ下さいね。

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